タイヤの点検、メンテナンス

タイヤの日常点検

安全で快適なバイクライフのためには
タイヤの点検がとても重要です <(`^´)>

バイクの部品で、
唯一路面と接しているのがタイヤ。

「走る」「曲がる」「止まる」
といったバイクの基本的な性能は、
すべてタイヤを通じて路面に伝えられています。

では、タイヤのどこを
どのように点検すればいいのでしょうか?

タイヤの日常点検ポイントについて紹介します。



タイヤは適正な状態で使用された時に、
はじめてバイクの性能を十分に発揮します。

それらが不適切な場合、
タイヤの機能が低下するばかりでなく、
種々のトラブルを起こす原因になります。

走行時の安全を確保するために、
必ず日常点検・整備を行ってください。


空気圧は適性ですか?

燃費の悪化、走行性能の低下、
偏摩耗、タイヤの損傷・故障を未然に防ぎます。


① 走行前に適正空気圧かどうか点検してください。
適正空気圧は車種によって異なります。
チェーンケース辺りに貼付された
空気圧表示シールでご確認ください。

② 走行前の冷えている時に、
定期的に、空気圧を確認して下さい。

③ バルブゴムは長く使用するうちに、
ゴム部分が劣化し、空気もれの原因となります。

年式の古めのバイクは
タイヤ交換時にバルブも
一緒に交換することをお奨めします。



ミゾは充分に残っていますか?

走行前にタイヤの残り溝をチェックしましょう。

特に雨の日の高速道路等では、
タイヤと路面の間の水を
かき出す力(排水性能)が低くなり、
タイヤが浮く状態になることで、
タイヤがスリップしやすい
ハイドロプレーニング現象が
発生しやすくなります。


雨の日も安全に走るために。

残り溝が1.6ミリになる目安として
スリップサインを設けられています。

スリップサインが1箇所でも出ると
使用してはいけないことが法律で定められています。

車検のあるバイクでは
車検も通る事が出来ません。
気を付けて下さい。



偏摩耗していませんか?

タイヤの接地面に極端に
すり減っている箇所がないかを点検しましょう。

タイヤの偏った摩耗は、
空気圧が適正でなかった場合等に
起こりやすくなります。



キズはありませか?

タイヤにキズや、
ひび割れができていないか、チェックしましょう。

パンクやバーストなど
重大な事故にもつながる
トラブルを未然に防ぎましょう。

キズがタイヤ内部の
コードに達している場合、
タイヤが破裂し事故につながる恐れがあります。



ひび割れしていませんか?

タイヤにキズや、
ひび割れができていないか、チェックしましょう。


少しのひび割れの場合は
割れがタイヤ内部のコードに
達しない限り、継続使用は可能です。

大きなひび割れは
即交換したいですね。


ひび割れを未然に防ぐためには

① タイヤのつや出し剤等には、
ひび割れが発生する等タイヤに
有害なものもありますので、
悪影響が出たら使用を止めてください。

② タイヤが直射日光の
当たる場所はなるべく避けてください。

③ 空気圧不足はひび割れの拡大を助長します。
カーメーカー指定の空気圧に調整してください。



サイド部が膨らんでいませんか?

タイヤのサイド部が
膨らんでいないか、チェックしましょう。


タイヤサイドの一部が
局部的に膨らんでいる場合は、
タイヤ内部のコードが
切れている可能性があります。

危険ですので、すぐにご相談ください。



あと異物やクギ、針金など
タイヤにに刺さっていた場合は
チューブレスタイヤの場合は
抜かずにお店までいらして下さい (^-^)