バイクのエンジンの寿命はいつまで

バイクの寿命は何km?

自動車の寿命は一昔前では
10年10万kmと言われていました、
現在では20年20万kmと言われております。

バイクの寿命はどの位なのでしょう??


バイクは自動車と比べて排気量が小さく、
エンジン回転数が高くなるため
走行距離に対してエンジン疲労は
自動車と比べ大きくなります。


寿命と言っても突然バイクが
動かなくなる訳ではありません。

バイクの色々な箇所から
様々な症状が出てきて、
最終的に維持が困難になった時に
バイクは寿命を迎えます。

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バイクの走行距離と各部への影響は
どのように出てくるのでしょうか?

新車購入時~1万km

基本的にはトラブルはありません、
新車購入後に初期故障が
出る可能性はありますが、
それ以外よほど荒い運転や
保管する環境が悪くない限りは
故障はほとんど無いと考えても問題ないでしょう。

1万km~3万km

まめなメンテナンスや
オイル交換などを行っていれば
エンジンは3万キロ程度でも問題なく動作します。

この頃からメンテナンス次第で
各部の細かなパーツが破損を始めます。

チェーンや各部ベアリングは
ガタがきて交換が必要となります。

また、ブレーキパッドも
交換が必要となってきます。

クラッチやアクセルのワイヤー類も
交換を検討する必要があります。

前後のサスショックも少しへたりが出てきます。

オイルシール部からオイルのにじみが出てきます。

3万キロを超えた車両はそれら
各消耗パーツの交換や、
メンテナンスが必要とされます。

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3万km~5万km

キャブレターは一度オーバーホール
(バランス調整等)
を行ったほうが良い時期です。

2ストローク車や低排気量のバイクは
かなりエンジン本体にも疲労がでてきます。

オーバーホールも検討が必要になります。

乗り方に多少左右されますが、
クラッチディスクや
ブレーキローターは交換時期をむかえます。


5万km~

普段のメンテナンスをどれだけ行っているか、
定期的にオイル交換や各種消耗品を
交換しバイクの車体への疲労を軽減させてやるかが
この5万kmより先に大きく影響を及ぼします。

エンジンはこまめに
オイル交換を行っていれば5万km以上でも
問題なく動作することが殆どです。

年式の古いバイクやあまり
メンテナンスを行ってこなかったエンジンは
オーバーホールが必要となります。

チェーンやベアリング類、
ブレーキパッドなど2度めの交換時期をむかえます。

また、各部の消耗品は
ほとんど交換実績を持つ事になります。


バイクの寿命は10万km程度?

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メンテナンス次第で
大体10万km少々までは
バイクは走れると考えても問題ないでしょう。


もちろん車種やバイクの年式、
日ごろのメンテナンスと乗り方に大きく影響を受けます。

少ない期間で多く距離を走るバイクほど、
故障は少ないでしょう。

排気量が大きいバイクの方が
走行距離に対してエンジンへの負担も
少なく寿命も長くなる傾向があります。

旧車やミニバイクは
上記の内容は当てはまらない事が多いでしょう。

電気系統はあまり距離には影響せず、
突然故障するケースが多いようです。


人によってはコストをかけるより、
新車でバイクを購入し、
ノーメンテナンスで3~4万km程度まで乗り、
また新車に乗り換えた方が得だという方もいます。

どこまでのパーツ交換が許容範囲で
維持費やメンテナンスにかけれる時間との
兼ね合いでバイクの寿命は決定します。

バイクのオーナーがその気になれば
10万km以上も可能という事です。


愛車を長持ちさせたい方は
定期的にオイル交換をして
こまめにメンテナンスされるのが一番ですよ (^_-)-☆