バイクのタイヤはいつまで使えるの

タイヤはバイクにとって
重要なパーツになります。

乗り心地にも大きく影響しますし、
スリップやロックしたりする事もあり
安全に大きく関わってきます。

もちろん消耗品ですので
定期的な交換が必要なわけですが、
どれくらい使ったら交換なのか、
タイヤの寿命はどれくらいなのか?

という疑問は多くの人が持っているでしょう。


タイヤを交換しないでいるとどうなるのか?

車検のある250CC以上のバイクに乗っている人は
タイヤが寿命を迎えていれば
車検の時に交換しなければなりません。

なので交換時期の過ぎたタイヤで
走り続けるということはあまりないと思います。

車検のないバイクに乗っていて、
メンテナンスに無頓着な人は、
タイヤを長期間交換していない人もいるでしょう。

交換時期を過ぎたタイヤを使用し続けるのは
以下のトラブルを起こしやすくなり
危険ですので注意が必要です。

スリップしやすくなる

タイヤは常にアスファルトに
触れているわけですから、
走っている間摩擦が発生しています。

タイヤはゴム製ですので
アスファルトと触れていれば
だんだん削れていきます。

タイヤが摩耗するとスリップしやすい状態になり、
非常に不安定になります。

コーナリングなどでバイクを傾けた時などに
転倒のリスクが高くなるので注意が必要です。

また雨が降った時はタイヤの溝が
浅くなっているため排水性が悪くなり
グリップ力が落ちるので、
水たまりなどがあると
直線でもスリップしやすくなります。


ブレーキがロックしやすくなる


タイヤのグリップが落ちてくると
ブレーキングにも影響が出てきます。

ブレーキのロックというのは
制動力がタイヤのグリップ力を
超えた時に発生するので、
強くブレーキをかけることができません。

その結果として制動距離が長くなりますから、
危険回避も難しくなります。

急ブレーキではない普通のブレーキングでも
ロックすることもあるので非常に危険です。

乗り心地が悪くなる


長期間タイヤを交換していない場合、
ゴムが硬化して弾力がなくなっていきます。

その結果ロードノイズを拾いやすくなり
乗り心地が悪くなるのです。

やけにガタつくようになってきたら
サスペンションの劣化や
トラブルを疑う人が多いのですが、
タイヤが交換時期を過ぎていないかも
同時に確認しましょう。

硬化の場合でも
溝がなくなった際と同様
グリップ力が落ちていますので、
溝があるからと安心することなく
タイヤの経年劣化も点検してください。

このような症状が出てきたら
タイヤをチェックしてみましょう。

溝がなくなっていたり
タイヤが硬くなっていれば交換時期ですよ (´っ・ω・)っ