ツーリング前はどこを点検すればいいの

タイヤと空気圧

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特に一人ツーリングの時はタイヤに注意!

例えば北海道ツーリングなんかでは
総走行距離数千kmにも達しますし、
キャンプ道具を積載したまま長時間走行すれば
当然タイヤの減りも早くなります。

出発前の時点である程度タイヤが減っている場合は
もったいなくても早めにタイヤ交換したほうがよいです。

近場のツーリングの場合もタイヤが減っていれば、
グリップが悪くなり転倒の危険もあります。

あとロングツーリングでは
荷物を積載して高速道路を走行をする事になったりしますので、
タイヤの空気圧は普段よりも高めにしておきましょう。



チェーンメンテナンス・交換

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チェーンの清掃&注油はロングツーリング前には大事です。

チェーンが伸びてたるみが多くなっている場合は張り具合を調整。

錆びついたり波打っていたりする場合は交換。


タイヤと同様、
荷物を積載した状態で長時間高速走行すると
チェーンにはいつも以上に負担がかかりますので、
出発時に万全の状態にしておきたいものです。

チェーンが外れたり切れたりして、
エンジンのクランクケースを割ったりすることもあるので、
点検は必須です。



エンジンオイル交換

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ロングツーリング前のオイル交換も必須といってよいでしょう。

とくに夏はエンジンオイルが一番仕事をする時期ですから、
早めに交換したいですね。


交換なしでいるとオイルはひどく汚れ、
減少し無くなってエンジン内部が磨耗します。

修理をするとエンジンを分解し、
ダメになっている部品を交換修理しなければなりません。

多額の費用もかかります。

それでも一度汚れてしまったエンジンの内部は複雑で、
汚れはきれいになりません。

ツーリングでなくても3,000kmに一回、
又は1年に1回は交換しましょうね!!



ブレーキパッド

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ブレーキパッドも命にかかわる重要な消耗品なので
必ずチェックが必要。

大抵のバイクは前後から覗きこめば
バッドの溝があとどれくらい残っているか確認できます。

こちらもある程度減っている場合は
まだ早めでも交換しちゃったほうがよいですね。



プラグ交換

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点火プラグも忘れちゃいけない大事な消耗品ですね。

プラグの交換時期については
3000kmで交換したほうがいいという意見から
1万km以上は平気という意見もありますが、
高回転で走ることの多いバイクでは間違いなく
早めに点検・交換したほうがよいです。

最近はイリジウムプラグが標準装備されている場合もありますが、
リジウムプラグでももちろんダメになりますので (>_<)

安くてかさばらない部品ですから
交換した上で予備も携行しておくとよいでしょう。



バッテリー

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ツーリング先でのトラブルで怖いのがバッテリー上がり
出発前に電圧をチェックしておきましょう。


最近のバイクはバッテリーは
密閉式で液を入れることが出来ません。

完全にバッテリー上りを起こしてしまうと復活は難しいです。

電圧が低い場合は充電or交換となります。

最近はナビ等の使用でバッテリーから
走行中に給電することも多いですから、
気を使いたいですね!



車体チェック

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長距離を連続して走ることになるロングツーリングでは
ボルトが緩み脱落しやすくなってきます。

特にハンドガード、エンジンガードといった
後付パーツは緩みやすいので、緩んでいないか確認して
緩んでいるようなら増し締めしておきましょう。

特にSR等の単気筒で振動が多いバイクは要注意!!

振動で簡単にボルトが緩み、飛んでいきます。

車載工具に予備のボルト・ナット類も
ある程度入れておくと完璧ですね。




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楽しいツーリングがトラブルで
楽しめないほど残念なことはないです (/o\)

遠出の前はしっかりとチェックしましょうね!!