中型バイクと大型バイクの乗り味の違いは

加速性能

一番インパクトがあるのは間違いなく加速性能です。

初めて400ccに乗った時も衝撃的でしたが、
まさかこれ以上があるとは思いもよりませんでした。

どのギヤからでもアクセルを開けると、
どんどん加速していく感覚は400クラスにはないものです。

高速道路の合流でも楽々加速していくので難なくいけますし、
ここぞという時の追い抜きも余裕でいけます。

やりすぎると危険なのは言うまでもありませんが、
持て余すチカラを随所で発揮できる状況はありますので、
活躍するのは間違いありません。

一度大型を乗った後で400ccに乗ると、
「エンジン音の割には伸びないなぁ・・・・」と感じましたし、
明らかに力不足な印象すら受けました。

ここまで違うのか?
と驚いたのを今でも覚えています。


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エンジン音が一味も二味も違う

エンジン音を聞いた事がある方はすでにご存知でしょうが、
大型バイクのエンジン音は本当に独特な音がします。

四気筒なら低音の聞いたとてもバイクらしい音が、
ニ気筒は「鼓動」という名に相応しい音がします。

四気筒が「ドウドウドウドウ・・・」という音なら
二気筒は「ドコドコドコドコ・・・・」という感じです。

しかもこれはノーマルの段階の話であって、
マフラーを付け換えるとまた別物な音になります。

これは中型バイクにも当てはまりますが、
大型はまた格別です。

四気筒ならより迫力ある低音が、
二気筒ならより鼓動感が増大します。

ココまで来ると威圧感すら感じるようになり、
音だけでカッコいいと言わしめる効果もありますので、
大型のステータス感が直接的に伝わるメリットと言えるでしょう。


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最大の醍醐味は安定感とゆとりである。

いつもエンジンをフル回転させて走っていると、
やはり性能面からくる精神的な疲れや
プレッシャーもありますしね。

特に高速道路を250ccバイクで走っていると、
常にエンジンをある程度まで回して走らなければならないために
ストレスもかかります。

ビッグバイクになりますと、
全域で力強さが格段に上がりますので
ほとんどストレスを感じることはありません。

高速道路での走行でも
エンジン音をそこまで唸らせることなくスイスイと走れますし、
ツーリング時では400ccバイクなどと同様に燃費もちゃんとのびます。

もちろん車種に依存する部分はあるのですが、
750cc以上になれば十分恩恵を受けることができるでしょう。

取り回しや小回りはやはり車体が大きい分、
中型バイクには負けてしまうところがありますが、
走行においてはここまで違うのかというぐらい
ゆとりがでることは間違いありません。


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まとめ

乗りこなす=一般公道を普通に走る、
という意味なら最初から大型バイクでもいいと思います。

しかし大型バイクは車重がある程度ありますので、
本当に乗りこなせるようになるには時間がかかります。

乗り続けていれば慣れていって
普通に乗れるようになると思います。

大型バイクでもアクセルを開け過ぎなければ特に危険ではありません。


しかし、運転技術を向上させて
バイクに乗る事をもっと楽しみたいと思うなら、
小排気量車がいいと思います。

ただし何となく一般公道を走っていても
あまり上手くはならないので、
練習会や練習場所を見つけて何度も練習する必要があります。

小排気量車は走りやすくてお金もあまり掛からず、
操作に対するバイクの反応がわかりやすいので
練習には最適ですよ。

逆に初心者が最初から
大型バイクで練習をするのはかなり厳しいです。

125~250ccでしっかり基本を身に付けたら、
大型バイクに乗っても全く大丈夫です。

いきなり大型バイクに乗って何となく慣れるより、
練習を積んでから乗った方がずっと楽しいし、
技術も向上すると思います。



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人それぞれバイクに対する楽しみ方も違うと思います。

自分に合ったバイクでバイクの
醍醐味を満喫するのが一番です!

よかったら参考にしてみて下さいね  (^O^)