タンデムライディングの方法

バイクの免許が取れて一年間は
タンデム(二人乗り)ができませんが、
晴れて彼女や友達を乗せる
という日はワクワクしますよね。

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タンデム走行で空気や景色を
二人で共有出来る魅力もあります。

でも、事故があったら一大事です。
いつも以上に注意が必要な点について
考えていきましょう。


一人乗りの時とは異なる走行テクニック

一人でツーリングを楽しむ分には、
自分の気分次第でライディング姿勢や
行動計画を変えても問題ありません。

しかし、タンデム走行となれば、
そう簡単にはいきません。

たとえば、走行時は後ろに乗っている方の
負担を考えて、ライディング姿勢を
後傾姿勢にしすぎないようにしたり、
停発車やコーナリングでは
衝撃や車体の傾きを
抑えたりする工夫が必要とされます。

また、走行で手足を動かす運転手とは異なり、
後ろの方は長時間同じ姿勢を強いられます。

そのため、高速道路等では
こまめに休憩を挟みながら、
目的地までの走行距離や所要時間の共有が出来れば、
後ろに乗る方の肉体的、精神的な負担を
軽減出来る場合もあります。


後ろの方も集中力が必要

運転手は、一人で乗る時とは異なる荷重で
走行テクニックそのものが異なりますが、
後ろの方も気を付けることで
もっと快適なタンデム走行になります。

たとえば、
タンデムシートにタンデムベルトが無く、
やむを得ず運転手の体へ腕を掛ける場合は、
負担が掛かりやすい肩でなく、
胴体に軽く手を添える形でホールドすると、
運転手への負担を軽減しやすくなります。

また、
停発車時にヘルメットをぶつけないためにも、
後ろの方は運転手からやや頭部を
離しておくのが基本です。

そのほか、
運転手と共に進行方向に目線を向け、
走行時の重心移動を運転手に合わせることで、
走行に掛かる運転手の負担を軽減出来ます。

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タンデム走行は
一人で走行する時とは勝手が異なり、
運転手・後ろの方、共に大きな負担が掛かります。

しかし、
感覚やテクニックをマスターすれば、
タンデム特有の走行感覚や魅力を存分に味わえるので、
注意するべきポイントを意識して
安全で楽しいタンデム走行を楽しんでいきたいですね (^O^)